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ジョブズと欽ちゃん

何か困難に突き当たった時に人の金言に当たることは多いですよね。

その中でもスティーブ・ジョブズは言葉で人を動かす天才と言われて、触れる機会も多いです。
「ハングリーであれ、愚かであれ」
などはその中でもかなり有名な言葉ですね。

でも今日何となく思い浮かべる言葉はこれも有名な言葉。
「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定を私は本当にやりたいだろうか?」

です。皆わかっているけど明確な答えを持てない、極限の真理をついた言葉です。

それは一旦置いといて、もう一つ紹介したいのは、全く対局に位置する欽ちゃんの言葉です。

ほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)がかなり昔に行った萩本欽一との対談記事である
「欽ちゃん!」
をご存知でしょうか?

https://www.1101.com/kinchan/2004-09-06.html

ほぼ日手帳買ったことある人にはお馴染みの言葉がズラリ・・・

その中で印象的な言葉が
「したくない仕事しか来ないんです。
でも、運は、そこにしかない。」

というもの。完全にジョブズの対極に感じる言葉です。

どっちがいいか悪いかって話じゃないです。

どっちに共感できるかっていうのも変に感じます。

これはきっと一見真逆の言葉ですけど、どちらも真理を突いているのだろうと思っています。
やりたい仕事があるなら、後悔しないためにも絶対チャンスは逃してはいけない。
その一方でやりたくない仕事しかないなら、そこから運を拾うしか無い。

どんなシチュエーションでも人は強く生きていくしかない。

これって言葉の呪力なんだなってしみじみ感じます。素敵な言葉に感謝!今日も頑張ろう。

【夏の研究課題?】Spotifyのテクノロジー

古い話ですけど、某NAVERまとめで2年ほど前に拙ブログで紹介したハック
「Spotifyを日本で聞く方法」
ピックアップしてもらったことがあります。

http://ameblo.jp/hrc/entry-10609480834.html

そもそもサブスクリプション型音楽配信サービスって何という方に平易に紹介すると
月額払って好きなだけ音楽が聞けるサービスってことになります。無料会員の場合は音質がやや下がるのと、聞ける時間に制限があり、かつ広告が途中に入るようになっています。それでも結構な曲が聞けるので、聞きたい曲が特に定まってないという人には最適なサービスと言えます。

有線放送みたいなもの?って考え方もありますが、自分でお金払って独占していると思えば近いと思います。

既に57カ国でサービス開始しているのに日本はまだ上陸しておりません。とはいえ、日本での利用者は密かに増え続けています。私もその一人です。

私は一応エンジニアなので技術的な側面で解剖してみようと思います。
WIREDの記事にも出てますが、基本は独自のP2P技術を使って音楽ダウンロードにかかる遅延を最小限にしています。

ちなみにここにSpotifyのリードエンジニア Ricardo Vice Santos が解説した技術仕様があります。

他の文献も見ましたが、このP2P技術どうやら近日中に縮小する方向のようです。サーバ台数をものすごく増やしたので2014年の今となっては違う技術を使っているとのこと。
どういうことかというとSpotifyのデスクトップアプリを立ちあげているPC同士で楽曲データのやりとりを行うわけです。これがメッシュ型に張り巡らされているので特定のダウンロード用のサーバがいらないというのが初期のSpotifyです。μTorrentというプロトコルだそうです。
より多くの利用者が増えることで各ユーザの利便性が上がるという点では、まさにネットワーク外部性が働いている好例といえるでしょう。



これが昨今のSpotifyの普及によって、色んな所にサーバが立てられるようになったためお互いのPCで楽曲のやりとりをしなくて良くなったということです。

これに加えて、一度聞いた曲はPC内にキャッシュするのでネットワーク上に再度探しに行かなくて済むようにしてあったり、快適なミュージックエクスペリエンスを実現するための工夫がなされているのが仕組みのようです。

P2Pといえば日本ではWinnyが有名ですが、そもそもはNapstarやGnuterra(グヌーテラ)といった特定のサーバを持たずにファイル交換できる仕組みが昔からあったので、現在もその流れを組んでいるんですね。
同じP2P技術のBitTorrentを使って映画を見ることが出来る(しかも各国語の字幕付き)PopcornTimeも基本は一緒。

著作権に絡む法律的な扱いはグレーなんでしょうけど、きちんと課金される仕組みが整備されればこれほど便利なものはありません。
Spotifyの体験は是非皆さんにもオススメしたいです。使った人にしかわからない良さってやつです。

PKを外すことができるの者は、PKを蹴る勇気のある者だけ

今年も半分終わってしまったので、なんか書こうと思います。

折角なので時事ネタですが、ワールドカップ真っ盛りですね。
巷では日本敗退の戦犯探しや日々の決勝トーナメントのレベルの高さを
堪能するコメントが飛び交って、こういうのもスポーツの醍醐味だなと
改めて感じます。

古い話で恐縮ですが、ロベルト・バッジョというイタリア人の選手をご存知でしょうか?
サッカー好き(でなくても)には有名なレジェンドですが、彼にまつわるあるエピソード
を紹介します。



94年のワールドカップ決勝でイタリアはブラジルと対戦するのですが、もつれにもつれて
最後はPK戦となります。2-3でイタリアが1本ビハインドの状態でイタリア最後のキッカーとして
バッジョに回ってきます。イタリア代表のエース10番を背負い、何本も
PKを成功させてきたホンモノの名手です。

彼は思い切り蹴りこむも大きく枠の外に外してしまいゲームセット。

国民はもとより誰もが落胆し、彼を非難する人もいたようです。
そう、彼のせいで優勝できなかったという恨み節です。

彼が残したとされる言葉があります。
「PKを外すことができるの者は、PKを蹴る勇気のある者だけだ」

実は大会前に彼は大きな怪我を負っており絶不調状態でした。
グループステージでもインパクトを残すプレーは出来ず、不安視されていましたが
決勝トーナメントに入って復調し、ナイジェリア、スペイン戦で起死回生の決勝ゴールを
あげて準決勝のブルガリア戦では前半に2ゴールを決める活躍をします。
彼のお陰でイタリアは決勝まで勝ち上がってきたわけです。

もちろん満身創痍で足は完全に悲鳴を上げている状態なのに延長線までフル出場。
もはや足にはボールをコントロールする力は残ってなかったでしょう。

そこで迎えた5人目の最終キッカーの役目は彼以外には不可だったに違いありません。


私もいろんなことをやるし、会社でも頼まれた仕事に上乗せして更にプラスの成果に
しようとしていろんな失敗もするのですがそのたびに彼の言葉を思い出します。
まあ、彼の置かれた立場と私ではまるっきり違うのでどうなんだっていうツッコミは
あるでしょう。が、前のめってやったことでコケてしまったらこのエピソードを
思い出して、あれに比べれば自分の失敗は大したこと無い、すぐに取り返したるって
気持ちに切り替えられます。

今日が仕事の区切りという方は多いでしょうが、うまく行っている人も
そうでない人もポジティブに切り替えて、また明日から頑張りましょう!

オイラだって現役エンジニア

先日QiitaのCEO海野さん、MUGENUPのCTO伊藤さん、トランスリミットのCEO高場さん
SmartnewsのCEO浜本さん、大平さんとウチの会社のメンバーでパワーランチしてきました。

エンジニアトークってものがあるかわかりませんが、専門職なだけに共感できるネタも
多くて非常に楽しかったです。写真撮るのを忘れちゃってそれだけが心残り(笑)。

一昔前にはエンジニアを使い倒して、ビジネス提案ができるコンサルタントが
もてはやされていたけどやっぱり「モノが作れる」ってことは大いに自信持って
いいんだなって思いました。

いろいろと機会を作ってモノづくりをするとちょくちょく壁に当たります。
最近はGitやらSwiftやらAWSみたいなクラウドなんかがあって、皆が理屈とやり方は
わかるけど面倒くさいっていうことは簡略化されているのがポイントで
今言った「壁」のレベルも大分変わってきている気がします。
というかモノづくりのすごく手前なことでツマヅクことは無くなってきたなあって
思います。作ってくれた偉大な先輩に感謝!

それでも基本的な概念は、WEBサービスなら環境作って、アプリを作ってそこに載せる
パフォーマンスを常に監視して問題あればスケールアウトかスケールアップってところは
変わらないわけです。それが如何に人間に理解できるように平易に設計しているか
ってことですものね。だからそういった基礎や哲学を時間かけて学ぶってとても大事です。

最近はゴリゴリの開発エンジニアじゃないから「何する人?」って扱いを受けることが
多いのが残念だけど、その分うまく時間作ってキャッチアップもしてます。
だから私も堂々と「現役」を名乗りたいと思います。

いいもの作って、みんなと喜びを分かち合いたい。それがモチベーションです。

引き続きみなさんよろしくです。

ウルフオブウォールストリート

週末に「ウルフオブウォールストリート」を見ました。

こんな映画評もありますが、以下は全く個人的意見です。

http://cinema.pia.co.jp/news/163062/57439/

とにかく顧客を騙して得た金の使いっぷりがハンパない。
日本で話題の与沢某とかこんな規模じゃないんでしょう。
およそ欲望の限りを尽くしてもここまでは出来ないというバブリーっぷり。

このジョーダン・ベルフォートという男、本当に存在するのかなと
思ったらやはり実在の人物のようです。脂ぎったストーリーを見るのが
苦手な人に勧められないほど破天荒です。

そもそも、何かビジネスに対するヒントを見つけようと見始めたはいいけど
全く薬になるような要素はなし、とは言いませんが常にアグレッシブな
ディカプリオのプレゼンテーションや顧客のハートをつかむトーク術ぐらいが
参考になったかな・・・。

ディカプリオは最近はこういうお金持ちの嫌なやつで最後に破綻してしまう
役が多いですね。華麗なるギャツビーとかちょっと違うけどジャンゴも思い切り悪役でしたし。

うーん、金持ちになりたいなー。あってもこういう風には使わないけど(笑)

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